Panasonicの全自動洗浄器付きシェーバーを2週間使ってみた感想

6年ぐらい前に購入したNational製の電動シェーバーが急に3日ぐらいで充電切れるようになって来たので、増税前ということもあって購入。
前のはたまにしか洗ってなかったし、大して必要性を感じていたわけではなかったけど、
友人が結構便利だと言っていたこともあり、思い切って洗浄器付きにしてみた。
最初は3万ぐらいする5枚刃のやつを見ていて流石に無いかと思ってたけど、これは1万ちょいだったのも背中を押した。
この価格帯は最近出たばっかりみたいなのでタイミングも良かったっぽい。

今回初めて自動洗浄器付きの充電器を買ったことで、色々勘違いしていたことが分かった。
一番重要なのは、1月ごとに交換するまでは同じ洗浄液を使い続けるので、剃る前にシェービング剤などが使えないという点。
洗浄液と混ざって成分が変わるのを防ぐためらしい。
使った場合は水洗い後、水滴を十分にふき取ってくださいとのこと。
それ完全に自分で洗ってるよね?

試しに最初の数日はシェービング剤なしで剃ってみたら意外と剃刀負けはしなかったものの、
やっぱりもの足りない感じがしたので、結局現在はシェービング剤を使っている。
軽く水ですすぐだけで簡単に落ちるし、水滴は軽く切っとけば自然に蒸発する分とプラマイゼロとみた。
なお友人は気にせずそのまま洗浄してる模様。

洗浄の効果はそれなりにありそうで、ひげクズは全然残らない。
とは言え、それだけなら手洗いでも良いわけで、一番大きいのは乾燥までさせてくれる所か。
あとこれも説明書読むまで知らなかったけど、
洗浄剤に潤滑成分も入っていて、油を差すような効果があるっぽい。
音も危惧していたほどは大きくなかった。
洗浄のためシェーバー自身を振動させるタイミングがあって、
そのときはシェービングするとき程度の音が断続的に鳴るぐらい。

全体として生活が変わるほどのインパクトは無かったけど、
スイッチ1つで洗っといてくれるのは何だかんだで便利。
本体も通常のものと比べてそれほど高いわけでもなく、
替えの洗浄剤も1月辺り3百円弱程度なので、それなりに良い買い物だったように思う。
長く使えることは、6年も持った前の機種が証明してくれているわけだし。

キャラアニ:とある科学の超電磁砲S 白井黒子 お姉様とムフフVer.レビュー

まずはパッケージ。正面は撮り忘れた…。


背面にメッセージ。
すまない…恥ずかしい思いをする美琴は存在しないんだ…(買ってない)


パッケージ上面。"scientfic"はスペルミスかな。


本体の正面アップ。


正面、やや下から、やや上から。


左側の全体とアップ。


右側の全体とアップ。

下着の色は君の目で確かめてくれ。

全体的にかなり良く出来てる印象。現時点での個人的ベストと言って良い。
これまでの製品と比べても、顔とかの雰囲気がアニメ版に一番近いんじゃないかな。

通勤時の語学用に使っているイヤホン比較

最近通勤時に語学の勉強するのに3つほど試したので感想。

1つ目。3年ぐらい前に買った普通のノイズキャンセリング機能付きイヤホン。
結構ちゃんと雑音をカットしてくれるが、ケーブルが長いので出し入れしづらいのがネック(なので、今回2と3を買ってみた)。
結局今は家で使っている。

2つ目、最近買ったBluetoothのイヤホン。たまに音飛びするけど気になる程ではない。
iPhoneを机の上に置いて、イヤホンだけ台所に付けて行くとか出来て便利。
通勤時は基本的にポケットにiPhoneを入れているが、やっぱりイヤホンと分離されてると出し入れが楽。
再生するCDやトラックを変更したいときだけiPhoneを出して、後はしまっておく、とかスムーズに出来る。
懸念していた「間違って本体から再生」とかも今の所無い。
ノイズキャンセリングは期待してたほどには効果無い気がする(周りがうるさいと結局知らない単語の発音聞き取るのが難しい)。

3つ目は巻き取り式。2つ目のついでに買ったけど、これが意外と良かった。
普段はコートのポケットに入れておいて、電車に乗ったらサッと出して、降りるときにサッとしまえる。
最近はiPhoneで単語帳アプリを見ていて、どうせ歩行中は使わないので出し入れのしやすい3つ目を重宝している(勿体無さ過ぎる…)。
巻き取り式は壊れやすそうなのが心配だけど、他のに比べても圧倒的に安いのでそのときは買い直せば良いかなと。

歩行中も含めて聴く場合は2が便利だけど、電車内でしか使わないとか、
毎日でなく気が向いたときだけ使いたい場合は圧倒的に3が便利。

Cygwinのbashからエクスプローラや外部のGVimを起動するエイリアスの設定

Cygwinからエクスプローラや香り屋版のGVimを開きたかったので。
Cygwinのホームディレクトリに.bash_profileファイルを作成し、以下のようにそれぞれ関数として定義すればOK。
なお、Windows環境変数でHOMEが指定されていると、Cygwinはそこをホームディレクトリと認識する。

function gvim() {
    gvim.exe -p --remote-tab-silent `cygpath -aw $*` &
}

function explorer() {
    explorer.exe `cygpath -aw $*` &
}
  • 最初はaliasとして定義しようとしたが、どうやらbashのaliasでは任意の位置で引数を展開できないらしい
  • .bashrcでなく.bash_profileとしたのは、Cygwinはデフォルトで.bashrcを見に行かないため
    • .bashrcは.bash_profileから読み込むように設定するものらしい
  • 各引数について
    • 当然各EXEファイルにはWindows環境変数でpathが通っている必要がある
    • pオプションと--remote-tab-silentはタブページで開く設定なので省略可能
    • cygpathはCygwinのパス変換コマンドで、wオプションでWindows形式、aオプションで絶対パスとなる
追記

コメント欄で教えていただきましたが、cygstartコマンドという便利なものがあったのですね。
引数にディレクトリーを指定すればエクスプローラーが、
ファイルを指定すれば関連付けされたプログラムが開くようなので、ここにある設定何も必要ないですね。。

「実践Vim」感想:Vim挫折経験のある人にこそ薦めたい

大変素晴らしい本だった。

まず章構成からして著者の工夫が感じ取れる。
通常であれば最初にカーソル移動の詳細なパターンを数ページに渡って解説するであろうところを、
この本ではいきなり繰り返しのドットコマンドから始めている。
そのおかげで、滑り出しから苦痛を感じることなく、興味を持って読み進めることができた。

また、全編に渡って(作業の繰り返しを常に意識するなど)著者の哲学、考え方が語られているため、
表面的な機能解説に留まらず、本書に載っていないような状況に遭遇した際も、
Vimのどのような機能を選択するべきか、という方針を立てやすくなっているように感じる。
むしろExcel辺りでもこういった本が出て欲しいぐらい(関数と表計算機能、マクロの使い分けとか…)。

安易にプラグイン紹介に走らず、原則デフォルト機能の範囲で解説して行くという方針も、
Vimの「ほぼデフォルト設定のままある程度の性能を引き出せる」という所にこそ興味を持っていた私の目的に適ったものだった。
細かい所では、キーワードと共にヘルプへの参照が随所に記載されているため、自然とヘルプの引き方を身に付けられたのも良かった。
訳も見事で、違和感のある部分が無いのみならず、原書やサンプルの不備についてまで、きめ細かに補足されている。

元々私は何度かVimへの乗り換えで挫折しており、vimtutorの後、
オライリーのvi本を読んだり、Web上でVimの入門記事を読んだりしたこともあったものの、
結局「文字単位のカーソル移動」、「検索コマンド」、「iかaで入力」、「ESCで抜ける」ぐらいの知識しか身に付いていなかった。
本書を読みながら試して行くうちに、普段使いに困らない程度には習熟することができ、
今後知識を増やして行く方法も身に付けることができたため、特にそういった挫折経験のある人にこそ、本書を勧めたい。

xyzzyのファイラーで現在表示しているディレクトリーからシェルを起動する

siteinit.lに以下のように記述。
キーバインドは通常時に合わせてC-x cとした。

;;; ファイラー
;; 開いているディレクトリーでシェルを起動
(define-key filer-keymap '(#\C-x #\c)
            #'(lambda ()
                (interactive)
                (call-process (or *eshell* *shell*) :no-std-handles t :show :show
                              :exec-directory (filer-get-directory))))

設定ファイル全体は以下
https://github.com/phithon/dotfiles/blob/master/siteinit.l

xyzzyで文法的に正しいsiteinit.lが上手く読み込めない現象の解決

既にインストール手順の記事に補足として入れてしまったけれど、
文法的に正しいはずのsiteinit.lが上手く読み込まれないという現象でしばらくハマっていたので、
その原因と解決策を個別エントリーとして上げておく。

今回の問題は、あるマシンで正常に動作しているsiteinit.lが、別マシンに移動すると上手く読み込まれないというもの。
改めてsiteinit.lを開いてeval-bufferしてみても特にエラーを生じず、xyzzy.iniなどを比較しても特に差異は見られなかった。
また、読み込み先ファイルの配置も同様の構成になっていた。

結局原因は、別マシンへのsiteinit.lの移動にGithubを経由していたことだった。
.gitconfigでautocrlfを設定していたため、Githubに上げた時点で改行コードがLFになり、
そのファイルをブラウザからダウンロードして設置したために、xyzzyが上手く読み込めなかったらしい。
xyzzyで改めて開いてから評価しても、その場合は改行コードが解釈済みのためにエラーが出ないというオチだった。
xyzzyはどんなファイルでもある程度勝手に解釈してくれる印象があったから、
改行コードが原因というのは逆に盲点だった。

改行コードはchange-eol-code関数(Ctrl+x Ctrl+k n)で順に変化するので、
下部にあるモード行にcrlfと表示されたことを確認し、上書き保存すればOK。
この時、明示的に上書き保存しないと変更が反映されないので、
何か文字入力してそれを消す、などしてから保存する。