Firefox、Google Chrome、OperaでGreasemonkeyスクリプトをインストールしたり編集したりする方法

各ブラウザでインストール、更新、編集、無効化、削除する方法をまとめた。

Firefoxの場合

Firefox 3.6で確認。
まずGreasemonkeyのアドオンをインストール。
次に各スクリプトのインストール。

userscripts.orgからインストールする場合

この日記に貼ってあるのはだいたいこれ。
スクリプトのページの右上にあるボタンをクリック。

スクリプトのURL(*.user.js)へのリンクが貼ってある場合

リンクをクリックすればOK。

プログラムのソースコードがそのまま書いてある場合

右下の猿を右クリック→新規ユーザスクリプトで出てきたダイアログに以下をコピペ

ダイアログ ソースコードの内容
名前 @name(必須)
名前空間 @namespace(無くても良い)
説明 @description(無くても良い)
実行するページ @include(必須)
実行しないページ @exclude(ソースコードに書いてあるなら必須)

"@name".user.jsという名前でファイルが開かれるので、ソースコードをコピペして保存。
一部の内容は二度手間になるが、ダイアログ入力時点で確定する属性があるのでしょうがない。

スクリプトの更新や編集、無効化、削除

更新については、インストールと同じ手順で勝手に上書きされる。
ブラウザの右下に表示されている猿をクリックするとGreasemonkey自体を無効化出来る。
右クリックすると現在のページで使われているスクリプトの一覧が出るので、
スクリプト名をクリックで有効/無効の切り替え、右クリックでソースコードの編集が出来る。
ソースコードを保存した時点で編集した内容が適用される。
スクリプトを有効/無効にするページを指定し直したい場合は、
猿を右クリック→「ユーザスクリプトの管理」で設定したいスクリプトの設定が出来る。
ソースの@includeや@excludeを編集しても有効/無効ページの設定は更新されないので注意。

バージョン0.9.0以降では、有効/無効にするページの設定も直接ソースを編集する必要があります。
詳細は以下から
Greasemonkeyの0.9.0でスクリプトの管理画面と有効/無効ページの設定方法が変更された件

Google Chromeの場合

Google Chrome 8.0で確認。
こちらは拡張機能のインストール無しでそのまま使える。

userscripts.orgからインストールする場合

Firefoxと同じ。

スクリプトのURL(*.user.js)へのリンクが貼ってある場合

リンクをクリックすればOK。

プログラムのソースコードがそのまま書いてある場合

ソースコードを"[適当な名前].user.js"という名前で保存。
保存したファイルをGoogle Chromeにドラッグ&ドロップ。

スクリプトの更新や編集、無効化、削除

更新については、インストールと同じ手順で勝手に上書きされる。
右上のレンチをクリック→ツール→拡張機能Greasemonkeyスクリプトを含めて拡張機能一覧が表示される。
ここからスクリプトの無効化や削除が可能。
スクリプトを編集したい場合は、Google Chromeのインストールフォルダ*1から、

[パス]/Google/Chrome/User Data/Default/Extensions/

というフォルダを探す。
拡張機能一覧ページで右上の「デベロッパーモード」をクリックすると各拡張機能のIDが確認出来る。
Extensions以下にこのIDごとのフォルダが存在するので、
編集したいスクリプトのフォルダにあるscript.jsを編集すれば良い。
編集したら該当のスクリプトを無効にする→有効にするで更新が適用される(されない場合もある?)。

最速ブラウザOperaの場合

Opera 11で確認。
メニュー→設定→設定でダイアログが開く。
詳細設定タブ→コンテンツ→Javascriptオプションで更にダイアログが開く。
一番下のユーザーJavascriptフォルダ→選択で適当にフォルダを作って選択。
他のOperaと設定を共有したいならDropboxの下に作ると便利かも。

userscripts.orgからインストールする場合

スクリプトのページの右上にあるボタンをクリックすると、最速でスクリプトソースコードが表示される。
メニュー→ページ→保存でさっき指定したフォルダ直下にスクリプトを保存。

スクリプトのURL(*.user.js)へのリンクが貼ってある場合

リンク先のページをさっきのフォルダに保存。

プログラムのソースコードがそのまま書いてある場合

ソースコードを"[適当な名前].user.js"という名前でさっきのフォルダに保存。

スクリプトの更新や編集、無効化、削除

ファイルを上書きしたり削除したりすれば最速で内容が適用される。

*1:起動用ショートカットのプロパティなどから探す