LinkStationやTeraStationにおけるバックアップ用語の意味が一般的なものと異なっている件

混乱したので簡単にまとめておく。
ちなみに自分が使っている組み合わせは以下。

一般的な意味

通常バックアップ

全てのファイルをバックアップする
→1回分のバックアップから復元可能

増分バックアップ

最後のバックアップ以降に変更のあった箇所のみバックアップする
→復元には、『最後の通常バックアップ』+『それ以降の全ての増分バックアップ』が必要

差分バックアップ

最後の通常バックアップ以降に変更されたファイルを全てバックアップする
→復元には、『最後の通常バックアップ』+『最後の差分バックアップ』が必要
参考
増分バックアップ - Wikipedia

LinkStationやTeraStationでの意味

通常バックアップ

バックアップ毎に全ファイルをバックアップ
→バックアップ先にバックアップ回数分のファイルが蓄積される(4Gを2回バックアップすると8Gに)。

増分バックアップ

新たにファイルが作成された場合にはそれを追加し、
削除された場合はそのままにしておく。
→『バックアップ先のファイル』=『バックアップ元のファイル』+『バックアップ元で削除されたファイル』

差分バックアップ

新たにファイルが作成された場合にはそれを追加し、
削除された場合にはそれを削除する。
→バックアップ元とバックアップ先の内容が一致する。
参考
増分、差分バックアップについて(LS-CHL、LS-XHL、TS-WXL、TS-XL/R5シリーズ) | BUFFALO バッファロー